管理形態とは かんりけいたい

「管理形態」とは、マンションやアパートなどの集合住宅の管理をどのように行うかを示すもので、主に「全部委託管理」「一部委託管理」「自主管理」の3つに分類されます。

🏢 全部委託管理
マンションの管理をすべて管理会社に委託する形式です。新築の分譲マンションでは、この形態が一般的です。
🛠 一部委託管理
マンションの管理業務のうち、一部だけを外部の会社に委託する形態です。一部の中古マンションや、管理組合の決定により途中で全部委託管理から一部委託管理に切り替えられたケースが多いです。
👫 自主管理
マンションの管理をすべて自分たちで行う管理方式です。自主管理は古い公団や公社のマンションに多いとされています。

それぞれの管理形態にはメリットとデメリットがあります。
例えば、全部委託管理は管理組合の負担が軽くなる一方で、管理費が割高になる傾向があります。一方、一部委託管理や自主管理では、管理費の削減が期待できますが、管理組合の労力が増えるというデメリットもあります。