更新料とは こうしんりょう

「更新料」とは、賃貸借契約を更新する際に借主が貸主に支払う費用のことをいいます。この費用は、契約の継続に伴う対価など複数の意味合いを含むもので、一般的には2年ごとに支払われるケースが多く見られます。

更新料の金額や有無は物件や地域によって異なります。例えば、関東地方では家賃の1カ月分程度が一般的とされており、京都などでは2~3カ月分が相場となっている地域もあります。

なお、更新料の支払い義務が生じるかどうかは、契約書に明記されているかが重要なポイントです。契約書に更新料の取り決めがあり、その金額が社会通念上不相応でない限り、支払いが必要となります。具体的には、1年更新で2カ月分の更新料が適法とされています。