敷金とは しききん

「敷金」とは、賃貸借契約を結ぶ際に、借主が貸主に支払う初期費用のひとつで、家賃の1〜2カ月分が相場とされています。

これは、借主が家賃を滞納した場合や、退去時に原状回復が必要になった場合に備えて、貸主が無利息で預かる担保金のような役割を持つものです。
契約が終了して退去する際には、敷金から未払い家賃や借主の責任による損傷の修繕費などが差し引かれ、残額が返金されます。

なお、修繕費を借主が負担するのは、故意や過失または善管注意義務違反によって生じた損傷などがある場合です。通常の使用による経年劣化などについては、借主に負担義務はありません。