「客付け」とは、不動産業界で使用される用語で、家を購入したい人や借りたい人を見つけ、物件を紹介・サポートする仲介業者のことを指します。
不動産の売買では、売主側と買主側にそれぞれ仲介業者がつく場合があり、買主側の仲介を行う業者を一般に「客付け業者」と呼びます。 ※なお、売主側の仲介を行う業者は「元付け業者」と呼ばれます。
客付け業者の主な業務(売買の場合)
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物件情報の収集・掲載自社ホームページやSUUMO、HOME'Sなどのなど不動産ポータルサイトに、売主側が公開している物件情報を掲載し、購入希望者に向けて情報提供を行います。
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購入希望者からの問い合わせ対応物件情報を見た購入希望者からの問い合わせに対応し、希望条件や予算などを丁寧にヒアリングした上で、条件に合った物件を提案します。
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物件案内(内見対応)購入希望者が関心を持った物件については、現地への案内を行い、建物や周辺環境などを実際に確認してもらいます。
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売買契約までのサポート購入希望者が購入を希望した場合、売主側との条件調整を行い、売買契約締結に向けた手続き全般をサポートします。契約内容の説明や必要書類の案内も客付け業者が担当します。
このように、客付け業者は、買いたい人の立場に立ち、物件探しから契約手続きまでをサポートする役割を担っています。