客付けとは きゃくづけ

「客付け」とは、不動産業界で使用される用語で、家を購入したい人や借りたい人を見つけ、物件を紹介・サポートする仲介業者のことを指します。

不動産の売買では、売主側と買主側にそれぞれ仲介業者がつく場合があり、買主側の仲介を行う業者を一般に「客付け業者」と呼びます。 ※なお、売主側の仲介を行う業者は「元付け業者」と呼ばれます。

客付け業者の主な業務(売買の場合)
  1. 物件情報の収集・掲載
    自社ホームページやSUUMO、HOME'Sなどのなど不動産ポータルサイトに、売主側が公開している物件情報を掲載し、購入希望者に向けて情報提供を行います。
  2. 購入希望者からの問い合わせ対応
    物件情報を見た購入希望者からの問い合わせに対応し、希望条件や予算などを丁寧にヒアリングした上で、条件に合った物件を提案します。
  3. 物件案内(内見対応)
    購入希望者が関心を持った物件については、現地への案内を行い、建物や周辺環境などを実際に確認してもらいます。
  4. 売買契約までのサポート
    購入希望者が購入を希望した場合、売主側との条件調整を行い、売買契約締結に向けた手続き全般をサポートします。契約内容の説明や必要書類の案内も客付け業者が担当します。

このように、客付け業者は、買いたい人の立場に立ち、物件探しから契約手続きまでをサポートする役割を担っています。