建築物の延べ面積とは けんちくぶつののべめんせき

「建築物の延べ面積」とは、建物におけるすべての階の床面積を合計した面積のことをいいます。日常的には「延べ床面積」と呼ばれることもありますが、どちらも基本的に同じ意味を指します。

地下階や地上階、塔屋なども含め、それぞれの階の床面積を足し合わせたものが延べ面積です。
たとえば、1階が20㎡、2階も20㎡の建物であれば、延べ面積は合計で40㎡になります。

延べ面積は、容積率を算定する際に用いられる重要な指標であり、建築計画において建物の規模を考えるうえで欠かせない要素となっています。