敷地とは しきち

「敷地」とは、建築物が建てられている土地のことをいいます。 この「敷地」には、建物本体だけでなく、庭・駐車場・塀・門扉など、建築物と一体となって利用される周辺の土地も含まれます。

建築基準法上では、敷地は「一の建築物又は用途上不可分の関係にある二以上の建築物のある一団の土地」と定義されています。
つまり、1つの建物が建っている土地だけでなく、母屋と離れのように、実際には別棟であっても用途上一体とみなされる建物がある土地も「敷地」に該当します。

敷地には、建築基準法をはじめとした各種法令によってさまざまな制限(建ぺい率容積率・接道義務など)が課されており、安全性や周辺環境への配慮が求められます。
また、敷地は私有地であるため、許可なく他人の敷地に立ち入ることは原則として違法となります。